株式会社VETELL(本社:帯広市、代表取締役:池田哲平、以下VETELL)は、2021年1月30日に共有型電子カルテvetellをV4.0にアップデートし、「枝肉の成績入力・一覧表示の充実」と「出荷統計・繁殖統計」を実装しました。今後も、今回の実装を機に開発を進め、更なるサービス拡充を推進していきます。
PDF版はこちら→
https://corp.vetell.jp/wp-content/uploads/2021/01/74a60421cdeb36ece2faebf91f024f28.pdf
＜枝肉の成績入力・一覧表示の充実>
出荷成績を詳細に記録に残し、そこに至る経過を辿ることは、成績の良し悪しの原因を正確に把握し、次の出荷成績の再現性を高めることに欠かせない業務フローです。そのためには、良いものをより良く、悪いものは原因を取り除き、高い成績を目指すための戦略的情報基盤の機能充実は欠かせません。
V4.0へのアップデートにより、詳細な記録の入力と一覧表示を可能にしました。記録項目は、「重量」「単価」「格付」「上物(格付けから自動判定され、上物率が集計されます)」「ロース芯面積」「バラ厚さ」「皮下脂肪」「歩留基準」「BMS」「肉色BCS」「きめ締まり」「脂肪の質」「オレイン酸含有率(%)」「瑕疵」「褒賞」と充実。
更に、出荷先別の一覧機能を実装、そこから個体一覧表を表示、個体のイベント履歴表示、CSV出力までを一貫で操作できます。また「枝肉販売」だけでなく「子牛/育成」「更新/廃用」別の表示も同様に実装しました。
＜出荷統計・繁殖統計＞
上記機能に併せて、牧場経営に将来予測機能が充実。
「出荷予定月齢」「素牛販売予定月齢」などを設定し、将来の特定月にその月齢に到達する牛の頭数がわかる＝概算で売り上げが予測できる機能。ここから予定と実績、その差異まで把握が可能。
繁殖は、vetellの繁殖記録機能の「妊娠判定+」の記録時に、分娩予定が登録されます。今回の追加機能で、月別の分娩予定と実績が一目で把握できるようになります。
＜追記：V3.3エクスポート機能の実装＞
かねてから要望をいただいていた機能実装を実現しました。ここにリリースさせていただきます。
リスト・資料作成に適した牛一覧のエクスポート
牛一覧に表示中の牛情報を、csv形式でエクスポートする機能を実装しました。一覧は、検索条件と表示項目を任意に選択し自由に構成できるため、用途に合わせた資料作成が可能です。一度設定した条件は名前を付けて保存することが出来るため、用途に合わせた出力が瞬時に可能となります。
牛個体のイベント履歴のエクスポート
牛個体ごとに、生後すべてのイベント履歴をcsv形式でエクスポートする機能を実装しました。表示する項目はイベントの種別ごとに選択できるため、用途に合わせた出力が瞬時に可能となります。
